「それいいね。じゃあ第一、第三土曜日以外
の土曜日で予定してくれると嬉しいわ。
その日は課外授業がよく入るから」
「うん、わかった。でも課外授業って何?」
「魔法学の選択授業を取ったから、
どちらかの土曜日によく実践の訓練が
入るのよ。学校に誰もいないときに
広い中庭で思いっきり魔法の訓練を
するの。ちょっと暴走してもほかの
生徒に怪我させることも無いし」
「すごい、ルルの魔法も解禁になったのね。
今まではご家族と私しか
知らなかったのにね」
「そうなの。座学以外は全学年で
やるんだけど初めての授業の日ジュオンが
びっくりしてた。
後で呼び出されてなぜ魔力があることを
黙っていたんだと叱られた。
イリスも知らなかったことにしておいてね。
また、拗ねるから。
イリスが知っていて自分が知らなかった
なんて事がわかったら、
また呼び出しだよ」
「あはは、そうだね。兄様ってルルは
自分の物だと思っているところあるよね。
今日だってチーズケーキは全部自分の物
だなんて言っちゃって、独占欲強いよね」
「独占欲かはわからないけど、
チ―ズケーキは好きだよね」
「ほんと、ルルって鈍感だよね」
と小さな声で言ったイリス王女の言葉はルルには聞こえなかった。
の土曜日で予定してくれると嬉しいわ。
その日は課外授業がよく入るから」
「うん、わかった。でも課外授業って何?」
「魔法学の選択授業を取ったから、
どちらかの土曜日によく実践の訓練が
入るのよ。学校に誰もいないときに
広い中庭で思いっきり魔法の訓練を
するの。ちょっと暴走してもほかの
生徒に怪我させることも無いし」
「すごい、ルルの魔法も解禁になったのね。
今まではご家族と私しか
知らなかったのにね」
「そうなの。座学以外は全学年で
やるんだけど初めての授業の日ジュオンが
びっくりしてた。
後で呼び出されてなぜ魔力があることを
黙っていたんだと叱られた。
イリスも知らなかったことにしておいてね。
また、拗ねるから。
イリスが知っていて自分が知らなかった
なんて事がわかったら、
また呼び出しだよ」
「あはは、そうだね。兄様ってルルは
自分の物だと思っているところあるよね。
今日だってチーズケーキは全部自分の物
だなんて言っちゃって、独占欲強いよね」
「独占欲かはわからないけど、
チ―ズケーキは好きだよね」
「ほんと、ルルって鈍感だよね」
と小さな声で言ったイリス王女の言葉はルルには聞こえなかった。



