授業後生徒会室に行くとジュオン王子の他に将来の従者候補の二人も部屋にいた。
何やら生徒会のイベントの話をしていたらしい。
そういえばもうすぐ新入生の歓迎会が生徒会主催で行われる。
ルルが部屋に入っていくとジュオン王子が
「シルバーにリュウご苦労様
もう帰ってくれていいよ」
そういって二人を部屋から出そうとするとシルバーが、
「殿下女性と二人きりで、お部屋に
いらっしゃるのは感心しません。
我々もご一緒いたします」
シルバーがそう言うとジュオン王子と同じ学年のリュセイがシルバーを引っ張りながら外に出て行こうとする。
「シルバーいいんだよ。
ルルちゃんは殿下の幼馴染なんだ。
警戒しなくても大丈夫」
「そうだよ、シルバー、ルルが生まれた時
から知っているんだ、何ならおしめも
変えたことがある。」
「ええーっ、殿下、それ本当ですか?
初めて聞いたのですけど、
それもこんな時に言わなくても…」
ルルは真っ赤になって慌てる。
そんなルルを見てジュオン王子は大笑いしている。
全く失礼な王子だ。
花も恥じらう乙女に向かって言う事じゃないと内心プンプンしているルルだ。
「ごめんごめん、そうむくれるなよ。
冗談だよ」
「もうほんとに恥ずかしいんですから
揶揄うのはやめてください。帰ります」
部屋を出ようとするジュオン王子がルルの腕をつかんで
「だめだよ。なんで魔法が使えることを
話してくれなかったんだ。
クラスに行ってルルがいるのに気づいて
びっくりしたよ」
「だって、家族に内緒にしなさいって
言われていたんです。白魔法なので
皆に便利に使われることを多分心配して
くれたのだと思います。でも、今日青魔法の
属性もあるってわかってちょっと
嬉しかったのです」
「なんで敬語になってるの、二人の時は
いつものように普通に話してよ。
殿下もだめだからね。ジュオンでいいんだよ
それと魔法学の合同の授業ではバデイと
言って二人一組で鍛錬したりするから、
ルルのバデイは俺になるように教授に
言ってあるからな」
何やら生徒会のイベントの話をしていたらしい。
そういえばもうすぐ新入生の歓迎会が生徒会主催で行われる。
ルルが部屋に入っていくとジュオン王子が
「シルバーにリュウご苦労様
もう帰ってくれていいよ」
そういって二人を部屋から出そうとするとシルバーが、
「殿下女性と二人きりで、お部屋に
いらっしゃるのは感心しません。
我々もご一緒いたします」
シルバーがそう言うとジュオン王子と同じ学年のリュセイがシルバーを引っ張りながら外に出て行こうとする。
「シルバーいいんだよ。
ルルちゃんは殿下の幼馴染なんだ。
警戒しなくても大丈夫」
「そうだよ、シルバー、ルルが生まれた時
から知っているんだ、何ならおしめも
変えたことがある。」
「ええーっ、殿下、それ本当ですか?
初めて聞いたのですけど、
それもこんな時に言わなくても…」
ルルは真っ赤になって慌てる。
そんなルルを見てジュオン王子は大笑いしている。
全く失礼な王子だ。
花も恥じらう乙女に向かって言う事じゃないと内心プンプンしているルルだ。
「ごめんごめん、そうむくれるなよ。
冗談だよ」
「もうほんとに恥ずかしいんですから
揶揄うのはやめてください。帰ります」
部屋を出ようとするジュオン王子がルルの腕をつかんで
「だめだよ。なんで魔法が使えることを
話してくれなかったんだ。
クラスに行ってルルがいるのに気づいて
びっくりしたよ」
「だって、家族に内緒にしなさいって
言われていたんです。白魔法なので
皆に便利に使われることを多分心配して
くれたのだと思います。でも、今日青魔法の
属性もあるってわかってちょっと
嬉しかったのです」
「なんで敬語になってるの、二人の時は
いつものように普通に話してよ。
殿下もだめだからね。ジュオンでいいんだよ
それと魔法学の合同の授業ではバデイと
言って二人一組で鍛錬したりするから、
ルルのバデイは俺になるように教授に
言ってあるからな」



