今日のお茶の時間にスイートポテトを出したらこれが大騒動になってしまったのだ。
使節団の一員として参加していたガンドラド国の第二王子が、スイートポテトをすごく気に入ってこれを作った人に是非合わせて欲しいと言われてルルが挨拶したのだが、ジュオン王子の妻と紹介されたのにその部分をすっ飛ばして聞いていたのか、突然ルルに抱き着いて第一夫人になってほしいと言われた時には皆唖然として固まってしまった。
いち早く気を取り直したジュオン王子が剣を抜き
「貴様俺の妻から離れろ。
誰が触れてもいいと言った」
と憤怒の形相で第二王子に剣を突き付けたものだから、その場は修羅場と化してしまった。
相手国の代表団の人達は急いで王子をルルから引きはがし王子を後ろにかばい、平身低頭して謝っているのだが肝心の王子はいまいち状況が分かっていないようで、ルルに駆け寄ろうとして侍従たちに止められている。
コンネリシェス王国側ではリュウセイはじめセレスやシルバー通産大臣まで五人がかりでジュオン王子を羽交い絞めにして抑え込んでいる。
そしてその様子を見て呆気にとられて固まっているルルに駆け寄ってきた侍女二人がルルを抱くようにして広間から連れ出してくれた。
使節団の一員として参加していたガンドラド国の第二王子が、スイートポテトをすごく気に入ってこれを作った人に是非合わせて欲しいと言われてルルが挨拶したのだが、ジュオン王子の妻と紹介されたのにその部分をすっ飛ばして聞いていたのか、突然ルルに抱き着いて第一夫人になってほしいと言われた時には皆唖然として固まってしまった。
いち早く気を取り直したジュオン王子が剣を抜き
「貴様俺の妻から離れろ。
誰が触れてもいいと言った」
と憤怒の形相で第二王子に剣を突き付けたものだから、その場は修羅場と化してしまった。
相手国の代表団の人達は急いで王子をルルから引きはがし王子を後ろにかばい、平身低頭して謝っているのだが肝心の王子はいまいち状況が分かっていないようで、ルルに駆け寄ろうとして侍従たちに止められている。
コンネリシェス王国側ではリュウセイはじめセレスやシルバー通産大臣まで五人がかりでジュオン王子を羽交い絞めにして抑え込んでいる。
そしてその様子を見て呆気にとられて固まっているルルに駆け寄ってきた侍女二人がルルを抱くようにして広間から連れ出してくれた。



