「よし、ラーメンで手を打とう」 「何言ってんのアンタ」 今にも暴れ出しそうな私の頭に肘をのせて「お前ちょっとは気をつかえ」と敦史が耳打ちしてきた ひぃー! それアンタが言うのー! 「……」 声を出したら発狂してしまいそうで、私は敦史に引っ張られるがままエレベーターに乗り込んだ。 下に到着 ここから、円山町のいかがわしい建物が建ち並ぶ裏道を抜けるとすぐに私のマンションがある。 敦史が私を引っ張って角の交番の脇の路に連れ込んだ(いや、通り道なんだけど)