両片思いだったのに略奪されて溺愛されました




「あれ、そのシャツ、ブルックスのやつ?」



ハジメの声に、脳に閃光が走った。








「あっ!!」


思い出した!!




「ハジメごめん!この間ハジメが買って忘れていったやつ、坂口君にあげちゃった!

違うの買ってあげるから、いいかなーーーーー」



最後まで言い切る前に、ハジメの見たことのない顔を見て、私は固まってしまった。






「なんで、坂口?」