敦史の提案を聞こえないふりして目の前にある串焼きを口に放り込んだ ――冷えてる。 自分が頼んだものが来るまで待ってよう、とグラスに口をつけた時、対角線上にいた直美と目が合った 直美は手を顎のところまであげると、小さく手招きをした 私はその合図にすぐさま反応して、奥の角に移動した 「最近連絡してこないけどどうなの?」