両片思いだったのに略奪されて溺愛されました



いつも通りの日常。

今まで、ずっとこうだったから、当たり前のやりとり。


変わらなかった。


そして、これからも、変わらない、私とハジメの関係。





「これなんだけどさー」



まだ包装に入ったままのニットを片手に、ハジメがやってきた。





2人でいつも通りにあーだこーだ話していると、ガチャっと音がして





「千葉さんがここにいるって聞いたので」


と、坂口君の声がした。