両片思いだったのに略奪されて溺愛されました




なんでだろ?



「僕はもう少し寝ていいですか?」


坂口君は枕に顔を埋めて、眠そうにそう言った。

なんか、意外と可愛い。




「いーよー」


引き止めてくれるわけもなく、もう一度、とか言ってくれないかな、という期待も虚しく、あっさりとした会話に少し寂しさをおぼえた。


ま、まあ。

こんなもんだよね。