両片思いだったのに略奪されて溺愛されました




私の枯れきった身体に


女の部分が──あるなら。







「……マグロすぎやしません?」


「なっ」




ふわふわと意識が揺らいで、まだ迷いの中をさ迷っていた中に


坂口くんの声が、明確化して突き刺さる。




「まあ、いいですけど」



「そんなこと言ったって」


「じゃあ、同意ってことで」