冷ややかな視線を向けていると、いつの間にか隣に座っていた敦史が「顔」と、突っ込んで来た。 「――何よ」 「顔に出てる」 え。そんなわかりやすいの私。と、「南さんお疲れ様」と、一応声に出した。 「伊藤さんのデザイン、すっごく売れてます!本当、いつも助かります」 どれのことだよ、と思ったけど、もはやどうでもいいので愛想笑いをして返しておいた どうもこの猛禽女は扱いがよくわからない