すっかり油断していた。 来たばかりだというのに、後のことを考えていたから忘れていた。 ――嘘。全然、覚えてたけど。 「伊藤さん、お疲れ様です! 松島さんも、お久し振りです」 「きゃー! 南ちゃんひさしぶりー! 今日も可愛い!」 「私なんて、松島さんこそ今日もお綺麗ですね!」 出たよ、猛禽女。