両片思いだったのに略奪されて溺愛されました




「私はちょうどいい」


「貴女がぐずぐずしてるから湯冷めしたんでしょうが」



なんでこの人こんな偉そうなの



「あったま――」



るよ、そのうち。そう憎まれ口を叩こうとし終える前に

私は坂口くんの懐にすっぽり入ってしまって



息が止まった




「ほんとですね、熱い」




ほ、ほほほんとですねっじゃないわ



「ち、ちょ――」


「おやすみなさい」



ちょー!