両片思いだったのに略奪されて溺愛されました





敦史も坂口くんも何考えてるんだろうか。


腐りきって女じゃなくなった私をからかって、そんな楽しいんだろうか。


もういいよ、もう



動く気もさらさらなくて、そのままずるずると横に倒れていく



「来ないと思ったら、だらしない」



入り口から、逆光に大きな坂口くんの姿が見えて


「ほっといて」


そう、ヤケクソで言った