「僕は、貴女の友人じゃないし。裸でうろついてる姿に視線も合わせれないでうろたえて、 本当、隙が多いくせに――」 「善意なのに、そんな言いかた……」 「色気がない」 「フぁああ?」 「隙だらけなのに色気がない、って終わってますよ」 どうぞ、と坂口は身体を縦にした 「要らないしっ!」 なんなんだこの男は! と、私は坂口くんの横をダン!と足に力を入れて通りすぎようとした。