両片思いだったのに略奪されて溺愛されました




「貴女達に何があっただとかは、僕は興味もないですけど」


「……」


「終電、ないんですが」


「――え?」


「今すぐここを出ないと」


「あっ……」







「巻き込まれ事故は、勘弁してください」


「……あー、そ、そう、か……」


でも、いまここを開けたら、扉の向こうには敦史がいる