両片思いだったのに略奪されて溺愛されました





「失礼しました」


坂口君はそういうと、ラフォーレ前の人混みの中に猛禽女と一緒に消えていった




「同僚、って感じ悪いね。後輩?」


「そうなんですよ、本当可愛くないんです、あの二人」


「二人共?」



いつの間にか、解散したあと私達は徒歩で明治通りを渋谷に向かって歩いていた


もういい、――なんか面倒臭い。



「ね、杏ちゃんこのあとさ」