全面ガラス張りのエレベーター 「うっ」 ひょー、と私が肩をすくめて角に寄る 「足元からぞわっとするな」 はは、と笑い声がしているけれど、敦史は余裕の笑みを浮かべて景色に視線を向けた 都会の明るい闇夜に浮かぶ、くっきりとした夜景。 それは段々と小さくなっていって、高さを忘れるほどの美しさで目をチカチカとさせた