翌日の夕方、直美から入ったメールに断りの返事をすると、速効でかえってきた。 席を外して非常階段に出て、断れなかった私は電話を切ったあと企画室に戻ろうとドアノブに手をかけた。 カツン、カツン、と足音が上から落ちてきて、私は階段を見上げた。 「お疲れ様です、サボりですか」 「……」 いちいち腹立つものの言い方しか出来ないマッシュルームだ。