「――くやしー」 男に免疫ないからってバカにして。 ――ハジメが好きなことは無駄だから諦めろと言われたようなものだった。 だから、って。友達だと思っていた男に押し倒されるとは思わなかった。 ――怖かった。 看病した翌日も、一緒にいるのが怖かった。 敦史が帰ったあとは、ずっと緊張していた身体が急に震え出して動けなかった。