「お疲れ様です」 ニコッと花のようなものを飛ばしたような笑顔と甲高い声 化粧はパーフェクト。 どうやったらそのきめこまやかな肌を作れるのか思わず聞いてしまいたくなってしまう。 少々きつめの香水が、空気の悪い企画室に充満した。 「今日は南さんも交えて秋冬の打合せを軽くやって行こうかと」 紳士的な笑顔の坂口君に、企画室にいた全員が視線を向けた。