両片思いだったのに略奪されて溺愛されました




坂口君が企画室からいなくなったあと、私は悔しさのあまり地団駄を踏んだ。


そしたらクラクラして立ちくらみをした。





「うっ……」


はぁはぁ、と息を荒げてよたよたと椅子に座り込む。




――なんだ。何が起きようとしてるんだ。