姿勢が悪くて視線は下め。 着てる洋服も――野暮ったい。 と、赤荻君の去る後ろ姿をガン見する。 いつの間にか、男を外見で値踏みするようになってしまった。 回りにいる男友達はハイスペックすぎるし、――他業種との接点もないしなー。と、手にしていたサンプルに視線を戻した。 「……」 袋から出す前から想像つくわ。これ