両片思いだったのに略奪されて溺愛されました



敦史だと思っていたら、――ハジメだった。




「……もしもし」


ゲンキンな私は速攻で出た。

さっきまでのムカムカはもうなくなっていた


「杏?大丈夫?」





――昼間聞きたかった、ハジメからの言葉。



「大丈夫では、ないよ」



「マジか。行こうか?今から」





なっ――ん、えっえっ

いいの?!



「うん」


嬉しすぎて奇声をあげそうだ