両片思いだったのに略奪されて溺愛されました




「恐ろしく頭がおかしい人ですね」


「あ、なんだ違うのか」




頭がおかしいのはそっちもちょっとその節があるよ、と目を細める。



「では僕はここで」


「はい、ありがとうございました」



変わってるなー、と思ってはいたけど、そんなに気にすることもなく、私達は病院を出て、互いに逆方向に一歩、足を踏み出した






「ああ、そうだ」