お会計を済ませて坂口君の座っている目の前に立つ 「今日はお助け頂いて、ありがとうございました」 深々と頭を下げる 実際、とても助かった。 「お助けって……。水嶋さんに、言われただけですので、お気になさらず」 「――ねぇ、水嶋のこと好きなの?」 まだちょっと風邪のせいか、それとも仕事が思ったよりも悲惨な結末にならなかったからか、 私は調子にのってそうつっこんだ質問をしてみた。