……もう、私にはわからない。 ずっと狭間で揺れていたものが、はっきりと見えた気がした。 ――夢を持っていたわけじゃない。 このきらびやかに見えるファッションの世界で私が描いていた未来は、どんなものだったんだろう 時間がない 頭に浮かぶのは、藤森さんの顔だけ。 今からやり直して、いや――例えやり直したとして、相応しいデザインを出せるのか。