両片思いだったのに略奪されて溺愛されました




「今日出さないと――」


「今日だろうといつだろうと、きちんとしたものを指定の納期に納品してくださいね。はい、どうぞ」




私とハジメはあいた口がふさがらず、ニコリと微笑んだ顔の坂口君にサンプルを手渡された私は言葉をも失っていた



――ちょっと……コレ……は――



「坂口君!」