両片思いだったのに略奪されて溺愛されました


敦史の手の動きは軽やかで、そこに迷いは全くない





「水嶋は今日行くの」


敦史の背後に立っていたハジメがそう敦史に話し掛ける



「おー、いく行く。お前は?」


「行くよ。南が店終わってから合流するから少し遅れてく」


「あー、南ちゃんもか、いーね。目の保養」





ピキ。っと。

敦史の言葉に、こめかみが音をたてた(ような気がした)