「キモいはないだろ、傷付く」 「こんな風にされて、私の方が傷付くよ!」 もがいてももがいても、敦史の腕の中からは逃げられなくて、 ――私の方こそ、男ナメてた。 こんな、力の差があるなんて、考えたこともなかった 「離してよ、――もう」 あ、ダメだ。 敦史ごときに、……泣くもんか