「杏、服乾燥機でまわしと――お。ブルックス?ナイスタイミ――」 「それ、ハジメのだし」 「……ゲンの?」 「そ、今日酒々井のアウトレット行ってきたの」 「――銀座は?」 「ハジメが行った」 「あ、――そう」 そう言いながら、てにしていたブルックスの袋の中を覗いていた敦史は、静かにテーブルにそれを戻した