「・・・・? お前・・・・今日・・・・ 元気ねーの!」 関谷はそう言って 教室を出て行った。 ・・・・・・。 ───ダッ・・・・・ 俺の体が勝手に 動き、走り出す。 教室を出て・・・・・ さっき桜井の教科書を 借りた女子の元へと─。