死ぬまでに、少女漫画のような恋がしたいだけ。


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「数値が高い...この前の熱が影響している」
「...」
「場合によっては面会謝絶も覚悟しておいて」
「...はい」

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 私はやっぱり、希望なんか持っても無駄。

 だけど、それを星惟に知られたくなくて隠してしまう。






 星惟も、同じ気持ち、だったのかな。