死ぬまでに、少女漫画のような恋がしたいだけ。


 そう思った時だった。


「ウッ...」

「美來ちゃん!?」

 感じたことの無い、発作...?
 なんで、こんな時に...

「星那ちゃん...ナース...コール...」

 ぷつん、と糸が切れるように意識が途切れた。