今日も蓮くんは用が済むと、裸のわたしを残してすぐに帰って行った。
さっきまで蓮くんに抱かれて、喜んでいた自分が馬鹿みたい。
結局、また身体だけの女に戻っただけじゃん。
でも、何でだろう、、、
蓮くんのことを嫌いになれない。
遊ばれてるって、分かってるのに、嫌いなれない、、、
このまま関係を続けていれば、もしかしたら彼女になれれかもって、少しの期待が邪魔をする。
わたしはシャワーを浴び、着替えると、しばらく自分の布団に潜り込んでぼんやりしていた。
しかし、自分のベッドで寝ていると、さっきまでの蓮くんとの行為を思い出し、虚しくなってくる。
やっぱりダメだ、寝れない。
わたしは布団から起き上がると、匠海の家に向かった。
「匠海〜。」
匠海の家のドアを開けると、匠海はベッドで寝ていた。
勝手に部屋に上がり込むと、匠海は目を覚まし、「今日はもうベッドは先客が居ますよ、泥棒さん?」と眠そうな声で言った。
わたしはベッドの前に座り込むと、「ベッド貸して。」と言った。
「みつ葉が俺のベッドで寝たがる時は、何かあった時だ。何かあったんだろ?」
匠海に図星をつかれ、涙が溢れてくる。
「また、、、蓮くんから連絡きた。」
「えっ?」
匠海は驚いた表情をすると、ベッドから起き上がった。



