最後に蓮くんに会ってから2週間。
あれから、一度も蓮くんから連絡がきていない。
いつもなら、週に2〜3回は会いに来てくれていたのに、何の音沙汰もなくなり、わたしの身体が寂しさで疼いていた。
しかし、わたしから連絡することは許されていない。
わたし、とうとう捨てられたのかなぁ、、、
頭の中は蓮くんのことでいっぱいだった。
そんなある日の仕事帰り。
いつものバスに乗って帰ろうとすると、一番後ろの後部座席に蓮くんが座っていた。
そして、その隣には蓮くんと仲良さげに話す女の人が座っていたのだ。
わたしとは全然タイプが違う、どこかの受付嬢でもしていそうなお嬢様風の女性だった。
蓮くんは、ふとこちらに気付いたが、すぐに目を逸らし知らないフリをしていた。
あの人、彼女なのかなぁ、、、
彼女が出来たから、連絡をくれなくなったの?
蓮くんはその女性とわたしよりも先にバスから降りて行った。
ふと見ると、手を繋いで歩いているのが見えた。
やっぱり彼女だ。
彼女が出来たから、わたしは用済みってことか、、、。
そう思うと、涙が溢れてきた。
わたしはバスの中で必死に涙を堪えるのだった。



