放課後。
はなと二人で昇降口に向かっていると
きゃーっ! と歓声が。
そちらを見るとあの今日の朝、挨拶をしてくれたあのモテ王子だった。
「翔くん相変わらず人気だなー!」
へぇ。翔くんっていう名前なんだ。覚えとこ。
それにしてもその翔くんは女子に囲まれながら階段を降りてくる。
真っ黒な髪の毛は短いのに私に負けないくらいサラサラで、茶色い犬みたいな目はおっきくて、唇もプルプルで。
そこらの女子より可愛いくらい。
イケメン...とつぶやいたのがはなに聞こえてしまった。
「えっ!かんなイケメンって言ったっ?!」
聞こえてしまった。恥ずかしいけど少し頭を上下に振る
「さすがモテ王子っ!かんなを惚れさせたっ!」
...いや惚れてはないんですけど
一回挨拶してくれたくらいで好きになるような単純女じゃないし。そりゃちょっとはドキッとしたけど。
照れくさくて少し足を早める。
「かんな照れちゃって〜。少しは正直になろっ?」
はなはめげずにまだ言ってくる
もうはなったら恋バナ大好きなんだからっ!
はなと二人で昇降口に向かっていると
きゃーっ! と歓声が。
そちらを見るとあの今日の朝、挨拶をしてくれたあのモテ王子だった。
「翔くん相変わらず人気だなー!」
へぇ。翔くんっていう名前なんだ。覚えとこ。
それにしてもその翔くんは女子に囲まれながら階段を降りてくる。
真っ黒な髪の毛は短いのに私に負けないくらいサラサラで、茶色い犬みたいな目はおっきくて、唇もプルプルで。
そこらの女子より可愛いくらい。
イケメン...とつぶやいたのがはなに聞こえてしまった。
「えっ!かんなイケメンって言ったっ?!」
聞こえてしまった。恥ずかしいけど少し頭を上下に振る
「さすがモテ王子っ!かんなを惚れさせたっ!」
...いや惚れてはないんですけど
一回挨拶してくれたくらいで好きになるような単純女じゃないし。そりゃちょっとはドキッとしたけど。
照れくさくて少し足を早める。
「かんな照れちゃって〜。少しは正直になろっ?」
はなはめげずにまだ言ってくる
もうはなったら恋バナ大好きなんだからっ!

