【原版】それは麻薬のような愛だった





それからあっという間に一ヶ月が過ぎた。

あれから伊澄からは連絡が無く、ここまで期間が開くのは初めてだった。


けれど気にはならなかった。
というよりここ最近ずっと雫は体調を崩しており、それどころではなかった。


急に冬が存在を主張してきたかの如く急に冷え込んだせいか、ずっと体調が悪い。
頭が痛かったり、熱っぽかったり。


一人暮らしで風邪をひくと非常に厄介だ。
以前大学の頃にインフルエンザにかかった時は冗談抜きで死ぬかと思った。

その時は母が駆けつけてくれて事なきを得たけれど、社会人になってまで母に縋るのは正直恥ずかしい。

しかもこんな時に限って薬も切らしており、何度も買いに行こうかと思うけれど疲れが優って動きたくなかった。


食事も取ったり摂らなかったりで、いい加減きちんとしないと本当に悪化するかもしれない。


丁度あまり有休を使ってなかった事もあり、週末に向けて昨日からニ日休みを取った。

寝れば少しは回復するかと思い昨日は一日寝て過ごしたが、特に変化はない。


熱を測れば微熱があり、そろそろ病院へ行った方がいいかと思った時、ふとある事に気付いた。







ーーそういえば、最後に生理が来たのはいつだったっけ。