バツイチ美女と 御曹司

「なんだよ研吾。昔の悪行ならお前の方が
ひどいんじゃないか」

と必死に食い下がる裕が
可愛そうになってきた。

「過去はもういいのよ。裕さんが
とても誠実な人だと分かっているから」

「うん、ありがとう。
今はマリ一筋だよ。
こんなに好きになった女の子は
マリ以外にはいないよ。
だから、今日は俺のマンションに帰ろう。
早く!」

「じゃあな。研吾。
もうマリに気軽に話しかけるなよ。
ここの支払いは任せるよ。じゃあな」

笑いをこらえるようにしている研吾を
放置して裕はマリの手を引っ張て行った。

そして、マリを車に乗せて
裕のマンションに向かった。

今日はもう仕事はないそうだ。

途中でスーパーによって食材を買ってきて
マリが作ることにした。

裕のマンションに泊まることも増えてきて
マリのものがクローゼットに
いろいろ置かれている。

手ぶらで来ても一~二泊は着るものに
困ることはない。

でもまだ諸点は目黒なので、
ここに越してきているわけではない。

パートの人も決まって七月中旬からは
装花部に移動になることになっている。

後三週間位だ。