バツイチ美女と 御曹司

「俺はマリが好きだ。
誰にも渡したくないくらい。
将来においても俺と一緒に円山花壇を
支えていってほしいと思っている」

マリは言葉もない。

裕の好意は薄々感じていたしマリも
裕が好きだ。

でも、自分はバツイチなのだ。

円山花壇の御曹司にバツイチなど
ありえないと思っていた。

それに裕と結婚なんてことになったら
マリの小さな夢はどうなるんだろう。

「でも、私バツイチですよ。
裕さんならどんな方だって望めます。
きっとご両親も反対されますよ」

「両親の気持ちなんて関係ない。
俺とマリの気持ちが大事じゃないのか?
俺ではだめか?」

とまるで、叱られたわんこのような目で
マリを見つめる裕

「マリの気持ちを教えてほしい」

そういわれてマリは

「私の気持ち?」

「そうだ、マリの気持ち」

そういって裕はマリの手を取りじっと
マリを見つめてくる。
あのわんこの目で…

「私は…」

「うん」

「私は裕さんが好きです」