バツイチ美女と 御曹司

その上で重箱の選定それに合った
季節の花のアレンジを考えて
価格を設定していかなければいけない。

熱く金平糖のことを話しているマリを
裕は微笑んで聞いていた。

心の中はマリが可愛いくてどうして
くれようかと不埒なことを考えている。

そんな事とはつゆ知らずマリは、
一生懸命に話してくれていた。

「それに、重箱を開けるワクワク感も
楽しんでいただけると思うんです。
それも二回も…」

マリはちょっといたずらっぽく微笑んだ。

裕はその微笑に胸をずどんと撃ち抜かれた。

可愛すぎる。

自分の心臓の音が聞こえるのではないかと、
その事にもドキドキした。

裕とマリ、つまり円山花壇と藤原屋で
タッグを組んでラ・ルミエール東京に
提案していこうということになった。

マリは早々に兄に話をすることにした。

兄がやってみるということになれば
裕に入ってもらって兄とともに企画を
出すことになりそうだ。

マリは俄然やる気になってきた。

楽しみで仕方がない。

そして裕に椿の装花部への誘いに
ついても相談した。