バツイチ美女と 御曹司

マリは前のめりに初対面の椿に自分の夢を
熱く語ってしまい、恥づかしくなった。

「そうなの。
でもあなたのセンスと知識を磨くには
装花部や園芸部にいるほうがスキルアップに
なるわよ。園芸も勉強できるわ。
日本の気候に合ったものはロンドンとは
違うからお庭もイングリッシュガーデンを
日本の気候に合った草木やお花で作ることが
必修でしょう?
装花部と園芸部は本社の中にあるので
いつでも顔を出して勉強できるわよ。
それに仕入れの勉強にもなるわ。
仕入部があって各ショップや装花部のお花の
仕入れを一手に引き受けている部よ。
札幌の支店にも仕入部があってそこは
もっぱら北海道の新鮮で旬のお花を手配して
いるのよ。
そんなことも本社にいれば勉強できるわよ。
確かにショップは楽しいけど本店の装花部で
園芸や仕入れも勉強したほうが
いいんじゃないのかな」

そんな風に言われるとそうなのかと思うマリ。

純粋で素直なだけに他人の意見に
流されやすい。

それが良い所もありで悪い所でもあると
よく親友達に言われるのだ。

でも、確かにショップにいる色々な
経験ができるだろう。