バツイチ美女と 御曹司

一度結婚に失敗しているマリは二度と結婚は
しないつもりでいる。

そんなことを親友たちに言えばまた叱られる。

でもマリはそんな夢を持って独り立ちしたい
と思っているのだ。

その為に今目黒のショップで楽しく
仕事をしている。

まさに今の目黒のショップが
マリの理想と言える。

裕には本社にきて装花部で活躍してほしいと
何度も言われているが首を横に
振り続けている。

本社の装花部は裕の姉の椿が
中心になっているようだ。

結婚式やホテルのメインロビーの
アレンジなどの仕事をたった五人で
回しているらしい。

なので時々大きな式やイベントにヘルプで
各ショップから人員が配置されることもある

マリはまだ命じられたことはないが
提携している結婚式場が3か所あり、
一日に三組入っていると戦場のような
有様らしい。

ロンドンでもパリでもそれは経験済みのマリは
装花部を引っ張っている椿の手腕には
感心するばかりだ。

裕と二人だけで食事などに出かけているので、
あまり気に掛けなかったが、
裕はここ円山花壇の副社長で御曹司でも
あるのだと改めて感じさせられた。