「食いしん坊なので、恥ずかしいです。
ほんとに久しぶりにこんなおいしい料理を
いただきました。
連れてきてくださって
ありがとうございます。」
ワインも料理に合わせて選んでもらって
二人ともすっかりご機嫌だ。
「そういえば副社長
お話ってなんでしたか?」
「なあその副社長ってやめてくれない。
紘一の妹に副社長なんて言われたら、
すごく老け込んだ気分になるよ。
紘一は裕と呼ぶよ」
「呼び捨てはさすがに無理です。
では円山さんで」
「だめ、裕で」
「いやいや白石さんじゃないんですから…」
「いいじゃないか。
俺がそう呼んでほしいんだから絶対裕で」
「わかりました。じゃあ裕さんで、
ただし白石さんや他の会社の方が
いらっしゃるときは副社長ですからね」
「わかった。その辺で手を打つよ」
手を打つって、なんなの?
と心の中で突っ込みながらニコッと笑った
マリを呆けたように見つめていた裕は
はっと我に返って
「マリちゃんの笑顔はほんと殺人級だな」
と小さく呟いた。
「えっ?」
と聞き返すマリに
「何でもない。で話なんだけど…」
と言って裕が言うところの内容は、
今度各店舗の店長会議があるので
それに白石と一緒に出てほしい事
そしてマリの独特な花束の作り方を各店長に
披露してほしいという事と雑貨を使った
アレンジを各店舗でも展開していきたいので
その話もしてほしいということだった。
ほんとに久しぶりにこんなおいしい料理を
いただきました。
連れてきてくださって
ありがとうございます。」
ワインも料理に合わせて選んでもらって
二人ともすっかりご機嫌だ。
「そういえば副社長
お話ってなんでしたか?」
「なあその副社長ってやめてくれない。
紘一の妹に副社長なんて言われたら、
すごく老け込んだ気分になるよ。
紘一は裕と呼ぶよ」
「呼び捨てはさすがに無理です。
では円山さんで」
「だめ、裕で」
「いやいや白石さんじゃないんですから…」
「いいじゃないか。
俺がそう呼んでほしいんだから絶対裕で」
「わかりました。じゃあ裕さんで、
ただし白石さんや他の会社の方が
いらっしゃるときは副社長ですからね」
「わかった。その辺で手を打つよ」
手を打つって、なんなの?
と心の中で突っ込みながらニコッと笑った
マリを呆けたように見つめていた裕は
はっと我に返って
「マリちゃんの笑顔はほんと殺人級だな」
と小さく呟いた。
「えっ?」
と聞き返すマリに
「何でもない。で話なんだけど…」
と言って裕が言うところの内容は、
今度各店舗の店長会議があるので
それに白石と一緒に出てほしい事
そしてマリの独特な花束の作り方を各店長に
披露してほしいという事と雑貨を使った
アレンジを各店舗でも展開していきたいので
その話もしてほしいということだった。



