「友達に写真を送れって言われて送ったら、
それを孫息子に見せたらしいの、
写真に食いついてたって言ってたわよ。
ほんとマリさん可愛くて美人で
笑顔に癒されるわ」
「佐藤さんほめすぎですよ」
と顔を赤らめるマリだった。
店先の会話だが、裕にも白石にも
きっと聞こえているだろう。
マリは恥ずかしくてしばらく
店内に入れなかった。
裕は一時間ほど店にいて白石と
何やら話をしていた。
そのうちジョーロのアレンジも
売れてしまった。
男性が友人の美容室の開店祝いにと
買ってくれたのだ。
小さなカードをさりげなく挟んで
ラッピングをする。
とてもうれしそうに満足げに
帰っていった。
マリは常連さんとの会話や自分の作った
アレンジを嬉しそうに買っていってくれる
客の笑顔に心から嬉しくなった。
本当にこの仕事が好きだと思える瞬間だ。
ずっと立ちっぱなしで手も荒れるけれど
それ以上に大きな喜びがある。
また新しく店先の花束を作っていると
裕がそばにやってきて
それを孫息子に見せたらしいの、
写真に食いついてたって言ってたわよ。
ほんとマリさん可愛くて美人で
笑顔に癒されるわ」
「佐藤さんほめすぎですよ」
と顔を赤らめるマリだった。
店先の会話だが、裕にも白石にも
きっと聞こえているだろう。
マリは恥ずかしくてしばらく
店内に入れなかった。
裕は一時間ほど店にいて白石と
何やら話をしていた。
そのうちジョーロのアレンジも
売れてしまった。
男性が友人の美容室の開店祝いにと
買ってくれたのだ。
小さなカードをさりげなく挟んで
ラッピングをする。
とてもうれしそうに満足げに
帰っていった。
マリは常連さんとの会話や自分の作った
アレンジを嬉しそうに買っていってくれる
客の笑顔に心から嬉しくなった。
本当にこの仕事が好きだと思える瞬間だ。
ずっと立ちっぱなしで手も荒れるけれど
それ以上に大きな喜びがある。
また新しく店先の花束を作っていると
裕がそばにやってきて



