「よろしくお願いします」
とマリはまた深々とお辞儀をする。
「そっか 残念だなあ。
マリちゃんていうのか可愛い名前だね」
「ありがとうございます。
藤原マリ二十六歳です」
白石と裕は、それを聞いて噴き出した。
「歳までいう?ほんと可愛いよね」
「私、童顔なのかいつも学生に見られて
しまうので、ちゃんと大人だと
お知らせしたくて…」
と小さく呟くマリを裕は愛おしそうに
見つめているのにマリは気づかない。
「こらっ、副社長、そのだらしない顔
何とかしなさいよ」
と白石に言われてバツが悪そうな裕。
二人は同期だそうだ。
なので副社長といえどもため口らしい。
「じゃあとりあえず明日でいいから
履歴書をもってきて白石に渡しておいて
その花は僕が買っていくから」
と言って白石にお金を払う。
「毎度ありがとうございます」
チーンとレジの音が鳴る。
明日はレジの打ち方覚えなくっちゃっと
思いながら、マリもありがとうございます。
と裕に笑顔でお礼を言う。
「その笑顔 凶器だなあ」
と小さく呟いた裕の言葉は二人には
届かなかった。
とマリはまた深々とお辞儀をする。
「そっか 残念だなあ。
マリちゃんていうのか可愛い名前だね」
「ありがとうございます。
藤原マリ二十六歳です」
白石と裕は、それを聞いて噴き出した。
「歳までいう?ほんと可愛いよね」
「私、童顔なのかいつも学生に見られて
しまうので、ちゃんと大人だと
お知らせしたくて…」
と小さく呟くマリを裕は愛おしそうに
見つめているのにマリは気づかない。
「こらっ、副社長、そのだらしない顔
何とかしなさいよ」
と白石に言われてバツが悪そうな裕。
二人は同期だそうだ。
なので副社長といえどもため口らしい。
「じゃあとりあえず明日でいいから
履歴書をもってきて白石に渡しておいて
その花は僕が買っていくから」
と言って白石にお金を払う。
「毎度ありがとうございます」
チーンとレジの音が鳴る。
明日はレジの打ち方覚えなくっちゃっと
思いながら、マリもありがとうございます。
と裕に笑顔でお礼を言う。
「その笑顔 凶器だなあ」
と小さく呟いた裕の言葉は二人には
届かなかった。



