バツイチ美女と 御曹司

研吾からは何時かこの
ホテル・ラ・ルミエールNYにも、
ショップを出してほしいと言われている。

目標はたくさんある。

頑張らなければと気を引き締めるマリだ。

ナタリーからも大きなイベントの装花を
頼まれているので、お店のオープン前に
仕事が入ってきている。

三人のスタッフもショップのオープンの
準備をしながら、マリの装花のアシスタント
をしてくれる。

ここニューヨークで何とかやっていけそうな
明るい未来が予想できて幸せなマリだ。

いつの日にか二人の小さな赤ちゃんを
ベビーカーにのせて、セントラルパークを
裕とマリと三人で散歩できるだろう。

そして、空を仰いでお日様の祝福を浴びる
のをマリは楽しみにしている。

そんな日を夢見て、ラ・ベルビイNYを裕と
二人でゆっくりと育てていこうと思っている。

裕がそばにいればマリはどんなことでも
乗り越えていける自信がある。

マリは自宅のアパートの窓からセントラル
パークを見つめながらそんなことを
想っていた

                 完