バツイチ美女と 御曹司

みんな仲良くやっていけそうな人ばかりで
マリも安心したようだ。

裕はさあやるぞ!という気持ちで心も震えた。

円山花壇は父親から引き継いだものだが、
このラ・ベルビイ・NYは、一から裕と
マリが立ち上げていかなければならない。

裕の人生で初めての大きな挑戦だ。

それをマリと二人で始められることが嬉しかった。

マリの夢だった街の小さな花屋さんを、マリと
二人で楽しくやっていこうとワクワクする
裕だった。


祐とマリは、翌年の一月末にニューヨーク
にやってきた。

ニューヨークは一番寒い時期を迎えていた。

裕がニューヨークに進出を決めて本社に
社長が不在になることになるので、
椿が副社長として就任した。

装花部の部長には加治が就任した。

そして椿と加治は付き合いだしたらしい。

愛理ちゃんを連れて時々三人で水族館や
遊園地に行っている。

会長となった裕の父親もあと五年はしっかり
働けるから心配するなと言ってくれた。

みんなのバックアップを受けて、裕とマリは
ニューヨークで全力を尽くそうと思っている。