バツイチ美女と 御曹司

だから裕との結婚は三人とも大賛成で
ニューヨークまでマリを迎えに行った裕は、
三人の中では素敵な王子様なのだそうだ。

マリは一度目のときにはフリフリふわふわ
のウエデイングドレスだったのだが、
今回は大人っぽくマーメードラインの
オフショルダーのドレスにした。

ブーケも、小さな白いカラーを長いまま
纏めて白いリボンで茎をくくりリボンは長く
垂らしたとてもすっきりとしたブーケを椿に
作ってもらった。

ホテル・ラ・ルミエール東京の天空の
チャペルのバージンロードを、父と一緒に
裕のもとに歩いて行った。

クロエと愛理がとてもかわいい
フラワーガールを務めてくれた。

マリが作った妖精の衣装を着てくれて、
バスケットからバラの花びらを撒きながら
先導してくれた。

その姿のあまりの可愛さに、参列者の
皆からはため息が漏れた。

完全にマリはかすんでいる。

でも裕だけはマリしか見ていない。

マリが美しすぎて、他の事は何も見えて
いなかったと後で語っていた。

恥ずかし過ぎる。

この妖精の演出が話題を呼んだ。

装花はもちろん円山花壇だ。

チャーチの両サイドのベンチサイドに
飾られたアレンジにも、ルミエールの
妖精がいた。