バツイチ美女と 御曹司

落ち着いた日々を過ごし始めると、
結婚式はどうすると、裕のご両親が
言い出した。

マリは二度目なのでなくてもいいと
思っているが、裕は円山花壇の跡取りで
初婚なのだ。

そういうわけにもいかないかと、
裕に一任することにした。

結局九月の社長交代のお披露目の
パーテイの席でマリを紹介することに
なった。

そして、その一ヶ月後、
ホテル・ラ・ルミエール東京で、身内だけ
の小さな挙式をすることになった。

家族と親しい友達だけの三十人ほどの
小さな式だ。

裕がマリの花嫁姿が見たいと言ったので式を
挙げることになったのだが、マリは二回目の
結婚式で親友達は二度目の出席になる。

招待なのでお祝いも何もいらないと言って
あるが、それでも都合をつけて出席してくれる
三人には申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

優依にそんな話をすると、今度の結婚式は
みんな楽しみにしているんだと言ってくれた。

梅原の時は実は三人ともマリが梅原に流されて
強引に結婚に持ち込まれたのではないかと、
心配していたらしい。

梅原も優依たちと会うのを嫌がったことも
あり、優依とは梅原に内緒で会って
いたのだ。