バツイチ美女と 御曹司

昨日の夜遅くついたので今日はまだ
ボーっとしている。

今日はこの周辺を歩いて食料品の買える
スーパーを見つけるつもりだ。

実はIH兼用の土鍋を持ってきているので
お米が買えれば、ご飯が炊ける。

マリのロンドンとパリでの相棒だったのだ。

その他にはに出汁や調味料など和食には
かかせないものは一通り用意してある。

これも前回の留学の経験で、ある程度現地で
買えるもの買えないものまたほかの物で代用
できる物の、見当がついているので準備に
悩むことはなかった。

マリは待ち受けにしている裕と二人で撮った
写真やブライダルの日にガーデンチャーチで
椿に取ってもらった写真、クリスマスの
ルミエールの妖精のイベントで撮った写真を、
現像して写真帳に整理してきた。

未練がましいと思いながらも裕が結婚したら
すべて捨てるので、それまでは許して
もらおうと勝手に思っている。

それをつい見てしまった。

マリの大好きなえくぼを浮かべて笑う裕
大きな口を開けてマリの作った料理を
美味しそうにほおばる裕

隠し取りした裕の寝顔。

イケメンはどんな時でも様になると
優依がよく言っていた。